

出展者紹介・白石陽一
出展者紹介・白石陽一 今回初出展の白石さん。白くシャープなその作品と有機的な森との接点を皆様に感じて頂ける作り手です。
作品から受ける印象と笑顔絶やさない本人のギャップも見ていただきたいポイント。
当日、森の中でどんどん質問してみてください。 Q:普段はどのようなモノを作っていますか? A:食器や花器、オブジェなどを作っています。
方法は鋳型に液体状にした土を流し込み
そのまま 作品にしています.
土の流れの表情、
土の細かなシワの表情
その時々の表現があります.
人の手ではつくることのできない
自然の事象をうつわにしています。 Q:今回は、森の中での作品展示です。何かコンセプトはございますか? A:一度、森の中で展示したいと考えていましたが今回実現することができとても
うれしいです。
僕の作品は自分で作るのではなく『自然に作られる』というイメージで作っています。
僕の作る自然と森の中の自然がどうリンクしあうかが楽しみです。
重なり合うところもあれば反発しあうところもあると思います。
どんな展示になるかワクワクします。


出展者紹介・市川孝
出展者紹介・市川孝 去年はお茶の道具を手押し車でひっぱり、森の中の優しい光を感じる場所で、お客さんにお茶をふるまっていた市川孝さん。
その時の手押し車が第1号茶車。
1年経ち、なんと茶車5号らしい。
お茶の素晴らしさを皆さんと共有するため、今年も茶車は森の中の素敵な場所を見つけてくれるのでしょう。
森の展示室は、森の中でのアートイベント。ゆっくりとした時間を春ののどかな森の中で感じて頂けたら幸いです。 Q;市川さんはずいぶん前から中国茶に興味を持たれていますが、はじめての出会いはいつですか? A : 2007年ですね。2008年3月に台湾の人澹如菊茶書院で初めて個展をすることになるのですが、その前年に茶人の李曙韻さんが私の工房に来られ、台湾茶を淹れていただきました。その時のお茶の味と香りの変化に驚いたのを覚えています。そして台湾茶から中国茶へと繋がっていきます。 Q:中国茶の世界のどんなところが市川さんの感性に響いているのですか? A : 飲み終わった後の茶葉は、綺麗な葉っぱなんです。あたりまえですが、葉っぱと水と火(陽)でお茶になります


出展者紹介・河合和美
出展者紹介・河合和美 今年は主に2人の茶人(囍茶さん、小慢さん(from 台湾))のお茶の席のうつわで参加の河合和美さん。
キリッと引き締まった中にも柔らかな空気感を醸し出してくれると思います。 Q:今年はお茶の方とのコラボで空間を作られますが、普段の展示と実際にうつわを使われる展示とで、意識の違いを教えてください A:お茶を味わう時間は、幸福な安らぎの中にも研ぎ澄まされるような感覚があり、私自身、お茶の世界にすっかり魅了されています。
普段の展示はあるものをどう美しく見せるかを考えて、写真や絵の様に静かに静謐に並べたい意識ですが、茶会は一つの舞台のようで
始めから終わりまで、うつわは茶人により様々な展開の中に置かれ
動きの中で新しい命を吹き込まれるようです。
関わる要素が増える事で可能性は何倍にも大きくなり、私一人の想像を越えて行ってくれる楽しみがあります。
今回はきちゃさん、小慢さんという素晴らしい二人の中国茶の茶人の方、さらにハタノさん、春分堂さんも一緒に空間を作って下さるので、きっと素晴らしい会になると思います。 Q:うつわを


出展者紹介・藤森ちかこ
出展者紹介・藤森ちかこ
毎年、森の中で出会える小さな生き物を展示してくれる藤森さん。今年もめいいっぱいかわいく、そしてちょっとおとぼけな動物を作ってくれます。
家族で京丹波の森の中で暮らし、その中で生まれてくる日々の想像を形にしているのでしょうか?藤森さんの作品を通してみる森は優しさでいっぱいです。 Q:昨年は森の中に出会うとうれしくなるオブジェを作られていました。
今年はどのようなモノを作られますか? A:森の展示室のために作っていた大きな作品は、残念ながら焼成で失敗してしまったのですが、、、
ひっそりと、昨年の展示に繋がる・・森に繋がる・・ような展示になればと思っています。
同士のような?カップルのような?対の作品を予定しています。 Q:夫婦で陶芸をされていますが、どのような暮らしをされていますか? A:それぞれの制作に手を出すことはありませんが、同業ゆえに頼りにしているところは大きいです。
最近では展覧会の時期が重ならないようにして、どちらかが集中して作れるように心がけています。 Q:制作において大切にされていることをお聞かせ


出展者紹介・季節といなり豆椿
出展者紹介・季節といなり豆椿 先日、わち山野草の森の中を歩いて、出店のイメージをつけてきた豆椿さん。
おいなりのお店です。
去年、箕面に実店舗をかまえて、週末営業されています。
季節のかおりがやさしく漂ってくるおいなりさんを是非食べに来て下さい。 Q:実店舗のことを教えてください。 A:大阪の北、箕面。季節の変化を感じ れるさくら並木通りにあります。
大きなガラス窓と大きなテーブルにカウンター、とてもシンプルなお店です。 Q:なぜ、お稲荷さんなのですか? A:日本の食の要である米と大豆を使って、季節を感じれることをしたいとずっと思っていました。
駅の売店でお稲荷さんが売っているのを見て、「これだ!」と思いました。
きっかけは閃きです。 Q:今年の森の展示室で考えていることを少しお話していただけますか? A: 森の中で食べる。
食べる行為への日々との違い、森の空気や匂いとともに味わっていただけたらと思っています。


出展者紹介・囍茶(8日のみ)
出展者紹介・囍茶(8日のみ) 昨年は森の中の日当たりのいい場所で、小さなお茶席を作ってもてなしてくれました。
今年は、晴れていれば桜の木の下で、お茶を出してくれるようです。当日晴れるといいですね^^
写真は去年の様子です。
布は出展者のアリサト工房さん。
茶葉で染めています。 Q:囍茶さんがお茶の仕事をしようと思ったきっかけをお聞かせください。 A:小さい頃からお茶は一番身近な飲み物でした。母がたっぷり沸かしてくれるほうじ茶だったり、ティーパックでいただく紅茶だったり。外国の絵本やお話に出てくるお茶のシーンにワクワクしていたので、お茶のある空間というのが根っから好きだったんだと思います。本格的な中国茶との出会いは以前の仕事で香港に出張に行った際にふらりと入った小さなお茶の店でした。小さな杯に満たされたお茶からたちのぼる花のような香り。そこからどんどんお茶その ものの魅力に惹かれていきました。お茶を学びながらもその仕事は8年続けましたが、中国や台湾の人と一緒に仕事をするのは本当に楽しく、人柄や文化も大好きになりました。退職してからも、私が感


出展者紹介・手包みおやつ月の温(8日のみ)
出展者紹介・手包みおやつ月の温
月の温さんは8日のみの出展です。 今回初出展の三重の月の温さん。
出展者の方々のお墨付きで、やさしくおいしい蒸しパンを持って来てくれます。 Q:月の温さんの実店舗のことをお聞かせください。 A:三重・四日市にある古い一軒家で 季節の蒸しぱんや焼菓子を作り 小さな喫茶室を営んでいます。 時々 展示会などもしています。 Q:今回森の展示室で取り組むことはございますか? A:自分の作るものたちが できるだけ森と調和できるように したいなと思っています。 Q:月の温さんのおやつづくりにおいて大切にされていることはございますか? A:一つ一つ 包む気持ちで 作ることです。


出展者紹介・宮内知子
出展者紹介・宮内知子
京都の南山城で木の仕事をされている宮内知子さん。
昨年は、販売ブースの他に、森の中にひっそりと自身の作品を置かれていました。
1年に一度は、自分の作品と向き合う時間を作ろうと森の展示室(はじまりは空想時間)ははじまり4回目。
作品と森と山野草と、面白い出会いがたくさんあると思います。 Q:昨年は販売ブースの他に、見せるだけの展示をされていました。森での展示をどう思われますか? A:森の中で展示をするということは、作品を観てもらうというよりも、もしか気付かれなくても森の中にただそれがあるということの違和感や面白さを感じさせてくれるものだと思いました。
なので、作品鑑賞という堅苦しい感じではなく、宝探しの様に作品を歩きながら見つけてもらえる様がおもしろいなと思います。 Q:今年はどのようなモノを展示されるのでしょう? A:木で作品を創りはじめて20年になりました。
最初は用途を持たないオブジェのような器を
木で作ってみたいと思ったのがきっかけでした。
今でも、細々とですが作り続けていて、
この機に20年分のオブ


出展者紹介・能勢貴臣
出展者紹介・能勢貴臣
木を彫り、独特な人を創る能勢さん。森の中で出会うとさらに楽しい気持ちにしてくれるでしょうと毎年出展をお願いしている作家です。
youtubeの動画では、「里帰り」とおしゃっていました。
https://www.youtube.com/watch?v=ECjoOzpxcyg&t=178s
Q:動画の中で自身の作品を森の中に置こくことは「里帰りやね」とおっしゃってることが印象的でした。そして、言葉の通り、作品が生き生きしていたと思います。森の中で作品を通じてお客さんと話すことは、のせさんにとってどのように感じていますか?
A:森が後押ししてくれたのか、昨年は自分でも驚くほどよく喋っていて、終わってみたらすごく楽しい2日間でした。
今年は「森の中でコーヒー淹れたら美味しいに違いない」をコンセプトに
現在コーヒーの屋台を作っています。
Q:今年の取り組みなど教えてください。
A:今年の我が家のテーマが「実験生活」なのです。例年通り作品制作、田んぼ、展示会という予定ですが、先の結果に執着せず目の前のことに向き


出展者紹介・春分堂
庭師が森の中で表現するとは、美しい場を見つけ、その場を掃除することであったり、そこに行く道中にそっと何かを仕掛けることなのかもしれない。
様々なモノつくりの方はいるのだけど、自然と対話しながらモノを作る方々の視点は面白いです。
毎年森の展示室の迎え花もお願いしている春分堂さん。
今年も、参加してくれます。 Q:普段庭をつくる時に意識していること、心がけているところをお知らせください。 A:私は、庭やお施主様との対話を楽しみながらつくることと、元から在ったかのように、自然と心に寄り添う庭づくりを心がけています。 Q:去年の森の展示室では、わち山野草の森の中で最もすがすがしい場所を選んでいたように感じます。なぜあそこを選んだのですか? A:桜がたくさん見れる場所を探していたところ、あの場所にたどり着きました。
わち山野草の森の敷地でも奥の高い位置なので、俯瞰してみることができる場所でした。
お祭りの賑やかな楽しさがあるからこそ感じられる「うららかな春の日」を紹介したかったのだと思います。
春の陽気、草の柔らかさ、土の香り、一面に咲く草花、