大橋史人と熊谷俊の展示室
まだ、カサカサと足音のなる新緑の森の中にクマガイソウはありました。この円いサークル状の模型は、建築家大橋史人さんが創ったクマガイソウ。クマガイソウの中にはガラス作家熊谷俊さんのガラスの神様が数体置かれています。 森の中で熊谷俊さんのオブジェを置きたいと思ったとき、この神様が...
市川孝さんの展示室
移動式の茶車をもって、お気に入りの場所でお茶をふるまっていたのが市川孝さん。 気持ちいい場所で、気持ちいい時間を皆さんと共有していました。 中国や台湾に行くと町のいろんなところで見かけるお茶の席。 人の輪の真ん中にお茶があり、楽しそうな時間を過ごしています。 ...
宮内知子の展示室
過去のオブジェ作品を一堂にお見せしようと展示してくれたのは宮内知子さん。 彼女の創造の原点が森の中の開けた場所で展示されていました。 気持ちよさそうなのは、作品達。 大きな木の作品は、森の気を吸い込み生き生きとしていました。...
チプラスタヂオの展示室
会期がはじまる前、ひとり森の中を歩き、ここという場所に出会った。 そこの空間にドローイングするかのように作品を展示していたのはチプラスタヂオさん。 その場から立ち上がってくる森の気を、鉄という素材でなぞらえたような作品群は、決してモノという存在感を主張するのではなく、あくま...
白石陽一の展示室
自然の動きを写し取る作品を展示していたのは白石陽一さん。 森の中の広範囲を丁寧に掃除し、自身の作品の白がぐっと浮かび上がる展示をされているのを見ると、彼が白にこだわる理由が見えてきました。 それは、白という形ではなく、そこに浮かび上がる白と影とのコントラスト。 ...
金子朋恵の展示室
森を受けるガラスの作品を作ってくれたのは、金子朋恵さん。 荒川尚也さんの晴耕社を今年独立。拠点を埼玉に移し、制作をしています。 森の時間を感じるために、木々から落ちてくる水滴を受ける作品を展示し そこにいる時間を考えさせてくれる作品でした。 ...
Logseeの展示室
森のひっそりとした場所でLogseeの展示はされていました。 昨年、森の展示室のスタッフとしてかかわって頂き、今年は森の展示室の出展者とスタッフになった彼らの作品は、悩みながらも、きちんと存在感を出していました。 森の展示室は、各々の作り手が森の中の自分の好きな場所に展...
相良育弥の展示室
森の中に小さな小屋が建ちました。 茅葺の小屋は様々な人が出入りし、今の暮らしと昔の暮らしの人が歩んできた道のりを感じていたような気がしました。 小さな空間、麦わらで覆われた空間はとても落ち着くようで、みんなが笑顔でこの作品を体感していたのが印象的です。...
森の展示室
森の展示室、本日をもちまして無事終了しました。 今年の森の展示室はすべて調和していて、とても気持ちのいい展覧会になったと思っています。 人が前に出るのではなく、森という場をお借りして、作品を自分の一番お気に入りの場所に置かせていただくという感じが各々の作り手から感じられ...
太田良子の展示室
森の中のそう明るくない自生椿の林の中に、太田良子さんの作品はありました。 雪?とはっとしたその造形は、時間を少し戻された感覚で、今出会ったその場所のそこで起こっていたことを想像させる作品でした。 太田さんの作品はいつもドキッとさせてくれます。 ...