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出展者紹介・・・中村友美


ラインが美しい中村友美さんの金属の作品のご紹介です。 中村さんの作品はは形と、その形にあった金属を選ばれるので、ずっとそこにあった存在感があります。

①今回お願いしたのは、森の中に中村さんとの作品があるという姿が美しいと思い、声をかけさせていただきました。繊細なラインは森の中の陰影でより強調されると思いますが、形を決めるときに何に重点を置かれていますか?

今回はお声をかけていただきありがとうございました。 金属を叩きながらいつも思うのですが、 ただの金属の板から、ふと違うものになる瞬間があります。 それはよい立ち上がりであったり、手になじむかんじだったり、よい大きさだったり質感だったり ぴた、とくる瞬間があるんです。 自分の感覚にぐっとくる瞬間を大切にしてかたちを作っています。

②展示場所を針葉樹の森の中ではなく、少し離れた販売を考えると少し不利な自生椿の森の中とされましたが、そこに何を感じましたか?

自生椿だけが繁る森、というのに何かぴんとくるものがありまして しかも結構な急斜面で落ち葉で埋まった地面に、 自分の作品が点在していたら面白いかもしれない・・・という画が見えて、ここがいいなと思いました。

今回森の中で展示をすると聞き、 森の中でどのようにしたらいいのか・・と考えながら森を歩いていたので、 そのときに、自生椿の森を見て、 ここで作品を並べてみても面白いかなと。 しかも、今回つくるものは、初めてつくるものたちです。 普段制作していない自由なうつわたちです。しかも全て白。 椿の幹が白い色をしていたのも、何か通じるものがあり。 どんな見え方になるのか・・・私も未知です。 全然だめかもしれない。でも見てみたい。そんなかんじです。

③なぜ素材として金属を選ばれたのですか?

もとを辿れば、自分が感動した作り手の作品が、金属でつくられたものだったからです。 ああ、つくってみたい、そこから始まりました。 土や木でもそのように感じたのかはわかりませんが、 でも出会ってしまった。そんなかんじです。 まだほんの入り口を彷徨っていますが、徐々に深めていければなと。


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