出展者紹介・・・高木剛
出展者紹介・・・高木剛
前回、森の中で見た高木さんの展示風景は、そのまま家の中や暮らしを容易に想像できました。それほど暮らしに近い感覚で作陶されているのだなと思いました。 いつものように、アンケートに答えてもらいました。
①昨年の展示では、展示されてた空間から、高木さんの暮らしが垣間見れるような気がしました。それくらい作品と暮らしが近いところにあるように感じました。 普段の暮らしの中で心がけていることはありますか?
以前、半農半陶に憧れていた時がありました。 現在地に移住してから畑などもしましたが、実際に両立させるのは難しく、今は夏野菜を少し作るくらいです。自分たちが食べるものや身の周りのものは、できるだけ自分たちの手で作る事を大切にしています。
②作陶に関しての技法、心がけていることを教えてください。
昔の陶工の作った器の力強さに魅かれます。 形を写すというより、見て感じた事を出せたらと思い取り組んでいます。
③普段使いという言葉が陶芸には付きまとうと思うのですが、普段使うことによって、何が生まれると思いますか?(難しい質問ですいません。)
普段使いって、何気なく使う言葉ですよね。人それぞれの日常のシーンがある思うので、一概には言えないと思いますが、豊かさを感じる何かが使う事で生まれると良いですね。
④今回、森の展示室では展示をメインにした空想時間Ⅲに出される予定ですが、何故展示メインの方にされたのですか?
昨年、森の展示室に初めて参加させていただきました。その中でも空想時間の展示が良かったです。器以外のものも時々作っているので今年はこちらで参加を希望しました。
⑤森での展示のことに関してどう思われますか?
森の中は湿度が高くて、少しひんやり。 木々の間からさしこむ光の中での展示は、他にはない 素敵なイベントだと思います。