市川孝さんの展示室
移動式の茶車をもって、お気に入りの場所でお茶をふるまっていたのが市川孝さん。
気持ちいい場所で、気持ちいい時間を皆さんと共有していました。
中国や台湾に行くと町のいろんなところで見かけるお茶の席。 人の輪の真ん中にお茶があり、楽しそうな時間を過ごしています。 それは、昔々より伝わる時の過ごし方。
台湾茶が茶道として確立されるより以前のお茶の時間。 市川さんは歩いてくるすべての方に「お茶はどうですか?」と声をかけ
どんな方とも楽しくお茶の時間を共有していました。
ちなみにこの茶車は5号。 去年の森の展示室で第一号が誕生して、改良を繰り返し今の茶車になったそう。 市川さんは、車の入れない場所でもお茶をと、背負子式のお茶セットも作っていました。
初日と2日目でお茶を出す場所を変更しての展示室。 お客さんよりも本人が一番楽しそうでした。