森の展示室とは

April 5, 2017

 

 

 

森の展示室2017

 

今年の森の展示室は森の中で過去、未来、そして現在を考えるをテーマに作家の方々にお願いをしました。
作り手の方々も、普段展示しているギャラリーとは違い、自然というものに向き合って、作品、展示を模索しています。
1年に一度くらいは、販売等々を気にせず、自分の作るものと向き合うのは、とてもいい時間だと思います。そして、ここで考えチャレンジしたことが、きっと明日の制作につながっていくと信じています。
森の展示室のはじまりは、荒川尚也、石井直人、ハタノワタルの3人でした。
丹波という土地、時間と共に失ってきたもの、原発事故によって見えてきたことなどを森の中に表現したことがはじまりでした。(空想時間)

 

森という場所を考えると、直線や水平はなく、ほとんど有機的なもので囲まれています。そのことによって、展示をするときに考えるだろう水平なところに置く、垂直な面に掛けるなどの行為からは解放され、モノの魅力に迫れるのではないかと考えています。
だから、皆さんに見せる以上に、作り手の挑戦であると感じています。

会場には作り手の方々がいます。
今回の制作のこと、普段のモノつくりのこと、考えていることなど森の中で話してみませんか?

上を見上げれば、木々の揺れる様子を感じれます。
足元を見れば、小さな命の芽吹きが感じれます。
それは毎年繰り返されていく、命の循環。
私たちの成長は、自然の摂理に気づき、そしてそこに帰っていくことにあるのではないでしょうか?
人は作りすぎたものの中にいてもなお、さらなる経済活動の発展を求めます。
でも、自然を見渡せば、どうでしょう?
野菜は、菜の花を咲かせ、命の種を生みます。
草木は芽吹き、今年1年のサイクルのはじまりを迎えます。
燕は今年もやってきて、同じように命を育みます。
冬眠から覚めたカエルは、一斉になきはじめます。
同じサイクルの繰り返しの中で環境に順応する命の進化を少しづつ進めていくのです。
そこに学ぼう。
私たちの考える森の展示室です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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