出展者紹介・滝沢汀


出展者紹介・滝沢汀

滝沢さんの書に出会い、書の持つイメージを身近に感じることができました。 卓越した技術だけではなく、今の時代にすうっと馴染ませるその書は、役者のように演じるように書くスタイルの為なのでしょう。 今回「はるいろさくらまつり(森の展示室ははるいろさくらまつりの一環として開催しています)」のロゴを通常のフォントから書に変えたのですが、それは滝沢さんの書に出会ったからです。 イメージを伝えると、案の定いいロゴを書いていただけました。 そんな滝沢さんに、森のイメージで書を展示していただきます。

Q:どんな気持ちで、書に向き合っていますか?

A:書こうとするお題(文字、言葉、文章)によって自分の心の中に起こる心象風景や感情を、墨と筆と和紙で如何に表現できるかを楽しんでいます。 またその書きあがった書を見て、少しでも感動したり何かの思いを持ってくださる方が少しでもいてくらると嬉しいなぁ、と思って書いています。

Q:滝沢さんは毎日書をSNS等で発表していますが、日々書に向き合うことで得られるものはございますか?

A:まずは、書道の世界ではどこかの社中に属していないと、ただ一人で書いて楽しむ、というだけで終わってしまいがちなところを、気楽に自己表現し、それを発表できる場があるということに感謝しています。 SNS、とくにFacebook上で展開している書のグループ『いい書我が書』では、毎日毎日、仲間内でお題を順番に出し合って、その日はみな同じお題を、それぞれが思い思いに自由に書いてアップして見せ合うというかたちをとっているのですが、自分でない誰かが提示したお題を書くということが、台本をもらった女優になったような気分で、いかに役作りして表現するかを楽しんでいます。

またそのことが、SNSから飛び出したリアルな世界で、どこからどんなリクエストが来ても、依頼主の要望に応えることができ、なおかつ感動もしてもらえる書が書けるようになる鍛錬になるのではないかという気もしています。

Q:今回森の中での展示です。どのような書を見せてくれますか?

A:自然の言葉や風景を表現するのは大好きです。しかし正直なところ、実際どっぷり自然の中で生活しているわけではないので、こういうことを表現したいというのがあったわけではなく、この森の展示室の総合プロデュースをされているハタノワタル氏の、イベントに対するコンセプトをお聞きした時、それに共感共鳴いたしました。 そうして、ここでもある意味他者の求めるものに共鳴共感し、創作するというかたちをとることになるのかもしれません。

植物や動物からできた和紙、筆、墨に、同じく自然の一部である人間のエネルギーをプラスして出来上がった書作品が、自然の森の中で存在感を持ちながらも共存し、またそのまま朽ちて自然に戻っていく、といえようなドラマを想像してパフォーマンスをしてみたいと思っています。 三次元的な空間の見せ方においては全くの素人ですので、ハタノ氏にご協力願うつもりにしております。


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