出展者紹介・・・藤森ちかこ





藤森さんの作品は、ほっとする時間を運んでくれる。 土とくまのかわいいところを抽出して、こんなのがあったらいいなと思うことをまっすぐに表現し、形にできるプロなんだなと思います。 子育てをきっかけに今の作風に変化していった藤森ちかこさんのご紹介です。
①藤森さんが陶芸に出会ったきっかけを教えてください。
会社勤めをしていた頃に、姉に誘われて陶芸教室(浦和造形研究所)に通ったのがはじまりです。
②独特の質感を感じるのですが、どのような技法で作っていますか?
土の表面に筆やスポンジを使って色化粧土を塗り、頃合いを見て、板や掌で表面を叩いたり撫でて仕上げます。
③森の展示室に誘った理由は、ずばり森に合うから!という理由です。普段の生活や制作の中で森を意識することはございますか?
熊の絵をはじめて描いたのは、まだ愛知にいた頃。新聞で民家の柿を採りに山から降りてきた熊の記事を見て、次に住む場所は動物が共存するのだなと漠然と意識したときでした。
京丹波に来て4年が経った今、森の延長線上に暮らしていると思っています。庭に動物たちが来ますし。。。 私にとっては、とても良い環境のようです。
④モチーフの熊ちゃんには名前がついているのですか?
「くまこ」
でも最近は男の子が多いから、ちょっと違うかな 笑。旅に出ることが多くなりました(絵の中の熊が、、、)。
⑤他、伝えたい事があれば、なんでも
子育てで6年ほど制作をお休みしている間に今の作風に変化し、まだまだ気持ちと手が足並み揃わぬ段階にありますが、自然や人、音楽やARTなどから多くを感じ、自分らしいものつくりをしていけたらと思っています。